浜松アクト百景のひとつ、山下町近辺の新川沿いからアクトタワーを望んだところです。この辺りはどこか下町っぽさが残っていて、細く入り組んだ新川と相まって浜松市中区の中でも好きな風景のひとつです。ところがこの新川、遠州病院前から南側、浅田近辺に至るまではほとんど暗渠(地中に埋設)状態になっているのです。べんがら横丁や遠鉄のUP-ONの真下に川が流れていることを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。浜松をパリやロンドンと比較するのも酷ですが、街の真ん中を川が流れている都市は発展するとも言われています。これまでの歴史を辿ると様々な事情があると思われるので、次回のエコノワではこの新川にスポットを当ててみたいと思います。撮影:久留宮